一般社団法人 静岡県安全運転管理協会
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   
2020 年度  事 業 計 画
交通安全対策の総合的かつ計画的な推進を図るため、1970(昭和 45)年6月、 交通安全対策基本法(昭和 45 年法律第 110 号)が制定され、これに基づき、昭 和 46 年度以降 10 次にわたる交通安全基本計画が策定され、国・地方公共団体・ 関係民間団体等が一体となって、陸上、海上及び航空交通の各分野において交 通安全対策を強力に実施してきた結果、全国的には 1970(昭和 45) 年に1万 6,765 人が道路交通事故で死亡した時期と比較すると,2019(令和元)年中の 全国の交通事故死者数は、警察庁が統計を開始した 1948(昭和 23)年以降で最 少の 3,215 人まで減少するに至り、本県における交通事故死者数もピーク時 (1966(昭和 41)年)の 716 人の約7分の1となる 101 人となった。
2016(平成 28 年)度からは、「第 10 次静岡県交通安全計画」によって、2020 年度までの抑止目標に掲げた発生件数 3 万件以下、死者数 100 人以下を達成す るため、引き続き交通安全対策の総合的かつ計画的な推進が図られている。
2019(令和元) 年(昨年)中の本県の交通事故の概要は、件数2万5千件余、 死者数 101 人であり、件数では前年を3千 300 件下回り、死者数は4年連続で 過去最少を更新した。
本年度は「第 10 次静岡県交通安全計画」の最後の年にあたり、目標に掲げた 発生件数 3 万件以下を維持し、死者数 100 人以下を達成するため、関係機関・ 団体との連携を図り、更なる交通事故の削減に向かって事業を進める必要があ る。
さらに本年は、2020 東京オリンピック・パラリンピックに伴い、一部の競技 が本県内で開催されることから、前年から取り組んできた法定講習の開催時期 と開催場所の調整を踏まえて、確実な法定講習を実施し、交通事故の削減に寄 与する必要がある。
以上を踏まえ、2020 年度「一般社団法人 静岡県安全運転管理協会」の事業 計画を次のとおり定める。
第1 重点目標等
1 活動重点
交通事故防止活動重点は、静岡県交通安全対策協議会の推進重点等を踏まえて
〇 「おもいやり ありがとう」の広報啓発活動の推進
・ドライバーも歩行者もゆずるおもいやりと感謝の心で交通事故防止を図る。
○ 高齢者交通事故防止対策の推進
・自動車の「早目のライトオン」と歩行者の反射材等の着用の推進
〇 追突事故防止及び出会頭事故防止対策の推進
・追突事故及び出会い頭事故の原因の周知と防止対策の実践
○ 飲酒運転根絶対策の推進
・飲酒運転をさせない・許さない職場環境づくり
○ 後部座席を含めたシートベルト・チャイルドシート着用の推進
・「全席シートベルト着用」の実践
○ 自転車安全利用対策の推進
・正しい自転車の交通ルールの浸透と実践
とする。


2 交通事故抑止目標等
(1) 交通事故件数の抑止目標
  昨年、安全運転管理者選任事業所が関係した県下の死亡交通事故は、20 件 20 人で、「死亡事故抑止目標 16 件 16 人以下」を達成することはでき なかったが、2016(平成 28)年度から 2020 年度までの「第 10 次静岡県 交通安全計画」に基づく交通事故死者抑止目標は、5 年間で 1 人ずつ減少 とし 2020 年度までに 15 件・15 人以下としているので、最終年である 2020 年は 15 件・15 人以下に設定することとする。
さらに、安全運転管理者選任事業所が関係した交通事故件数は、2009 (平成 21)年から 2015(平成 27)年まで全事故の 15%を下回っていた が、2016(平成 28)年から4年連続で 16%を上回っているので、発生件 数の抑止目標を昨年度同様に 15%以下とする。
(2) 悪質危険な違反を伴う事故の絶無
  昨年、10 月から 12 月にかけて実施した第 34 回交通事故防止コンクー ル期間中において、飲酒運転による事故、無免許運転に事故、ひき逃げ事 故が合わせて 16 件発生し、28 地区中、11 地区が審査対象外となり、安 全運転管理者が選任されている事業所としては不名誉な結果となった。
飲酒運転・無免許運転はもとより、ひき逃げ事故は皆無であるべきこと で、事業所からこのような悪質危険な違反を伴う事故を発生させないため に、特に本年度は、飲酒・無免許・ひき逃げ事故の絶無を目標とする。